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2014年12月11日

コンサルタントコラム [#新卒採用]

採用マーケティング

こんにちは!

船井総合研究所 美容エステチームです。

美容室経営、美容師採用はお任せ下さい。

 

本日のタイトルは採用マーケティングについて。

 

先日、

こんなご相談がありました。

 

『15名採用したいけど、

毎年目標数の採用ができない。』

 

全国のガイダンスに

とにかく出てみたが、結果がでないので、

来年は地元だけしか学校訪問も、

ガイダンス参加もしないでおこうと…

 

こんな話は

今回のご相談に限らず、

私のご支援先でもよく出る内容です。

 

採用も、

美容室経営も

原則は狭く深くです。

 

美容室ならば、

商圏エリアを絞り、

顧客ターゲットを絞り、

サービスを絞り、

他にない美容室を作ることで、

地域一番ができます!

 

では、

採用はどうでしょうか?

訪問するエリアを絞る。

訪問する学校を絞る。

参加するべきガイダンスを絞る。

絞って絞って、

採れる!とはいきませんね。

 

現在、

採用の生命線は

学校とのつながりです。

どれだけ有名な美容室も、

どれだけ良い待遇の美容室も、

 

採用が毎年うまくいっている美容室は

必ず学校訪問を丁寧にしていますし、

毎年採用できる学校を数校持っています。

 

また、

10名規模の採用なら

ほとんどの美容室が、県外からの採用を強化しています。

 

先日、モデルサロンとして

東海エリアで

最も採用が上手くいっているサロンに行って来ました。

 

地元はもちろん。

北海道、東北、北陸、九州、と

実に30名の採用の7割以上を

地方から採用しています。

 

採用マーケティングとして、

ここのエリアを集中的に!という考え方は、

 

学校エリアと出店エリアと、

学校と美容室の関係性が良いこと。

このポイントが揃っていればできる!と

考えられますが、

 

現状の学生減少と、

競合サロンの増加、

競合サロンの待遇改善の急激な進行のなか、

 

エリアで選ぶマーケティングではなく、

関係性が深く、

今後も採用を含めたお付き合いが出来る学校を選ぶ、

そんな絞りこみをして、戦略を立てるべきだと

強く感じでいます。

 

1人の学生を採用するなら、

学校の先生と本音で話せるレベルの学校を

1校作ることが、

傾向値として見えています。

 

15名採用するなら、

15校の美容学校と良い関係を築く必要があります!

エリアではなく、

全国単位で関係の良い学校を深くすることはとても重要ですね!

 

美容学校の先生方に

待遇のヒアリングを行ったところ

初任給:17万円

社会保険:完備

休日:7日~8日/月

 

以上が待遇が良いと見るポイントだそうです。

 

経営側としては

非常につらい数字ですが、

採用にかかる費用を無駄にしない戦略としては

今後、待遇改善は必要になります。

 

ちなみに…

生徒の目線は待遇と

早期成長カリキュラムのように感じるこの頃です。

 

美容室経営、美容師採用、マネジメントでお悩みの際は是非ご相談ください。

https://www.funaisoken.ne.jp/mt/biyo-funai/contact-inquiry.html