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2016年11月15日

コンサルタントコラム [#マーケティング]

トータルビューティの進化系!?【専門店の集合体】

皆様、こんにちは!

船井総合研究所

美容室経営コンサルタントの富成です。

 

本日は「トータルビューティの進化系!?【専門店の集合体】」についてです。

私は常に大手サロンや流行りの美容室の沿革を見て

現在の業界の動きを確認しております。

 

最近の動きとして多いのが

マツエク、ネイル、エステ、白髪染め専門、女性限定、男性限定、カフェなどの

専門店を新たなブランドとして出店するケースです。

2000年代中盤は「大型化」の時代であり

美容室の中に「マツエク」や「ネイル」を導入する

トータルビューティーが流行りました。

 

しかし、現在は同じトータルビューティーでも

業態別にお店を出すスタイルが増えてきています。

 

このような流れが広がるのはライフサイクル上は

原理原則に基づいており、

わかり易い例でいうと

「パスタを食べたいのにわざわざファミレスには行かない」のと同じです。

要するにイタリアンのお店が増えてきているのに

ファミレスで頑張ってパスタを売ろうとしても難しいのです。

 

近年では美容業界でもネイルやマツエクが当たり前になりました。

要するに美容室の中で行っているネイルよりも

ちゃんとしたネイルサロンにお客様は動くということです。

 

美容室で新業態のお店を出して成功するかのポイントは

「既存の美容室のお客様にどれだけ利用して頂けるか?」にかかっています。

都内を中心にこの動きは急速に進んでおりますが

今後は政令指定都市、地方都市にも

どんどん広がっていくものと推測されます。

 

常に世の中は変化していきます。

将来のビジョン、今後3ヵ年の動きを明確化する11月にして頂けますと幸いです。

 

美容室経営のことでもう少し聞きたいという方は船井総研 富成まで↓

m-tominari@funaisoken.co.jp