皆さま、いつもありがとうございます。船井総合研究所 美容室コンサルタントの有馬です。美容師新卒採用コラムの連載も今回で第4回目となります! 成功事例から抽出したポイントをおさておりますので、今回も是非!最後までお読みください!
では早速本題に入ります! 今回の内容は「採用担当者の惹きつけスキル」についてです。新卒採用を成功に導くためには、単にチームを作ったり仕組みを作るだけでなく、担当者一人ひとりが学生を動かす技術を習得している必要があります。
特に、学生との最初の接点となるガイダンスやSNS、その次のステップとなる見学対応において、担当者が「何を話すか」ではなく「どう関わるか」で、その後の見学誘導率や面接移行率は劇的に変わります。本コラムでは、学生を惹きつけて離さない優秀な採用担当者が実践している「5つのポイント」を解説します。
学⽣の惹きつけが上⼿な担当者が実践する「5つのポイント」
採用担当者は、単なる「説明役」ではありません。学生に自社の魅力を正しく伝え、サロン見学や面接へと誘導する「伴走者」です。優秀な担当者が共通して実践している、効果的な採用結果を出す「5つ」を解説します。
【場面:説明会や就職ガイダンスにて】
① 「質問の8割を過去と未来に割く」 信頼構築 ガイダンスでは一方的に説明を行わず、質問を投げかけることが大切です。「就職活動どう?」といった曖昧な質問は避け、以下の内容を深掘りします。
-
過去: 「なぜ美容学校を選んだの」という経緯
-
現在: 「自分が一番輝いていると感じるか」という価値観
-
未来: 「どんな美容師として活躍したいのか」というイメージ共有 学生の話を「要約して返す」ことで、心理的安全性を構築します。
② 条件の羅列ではなく「意味」をする 「社会保険完備です」という事実を伝えるだけでは響きません。「社保があるから将来、結婚や出産といったライフイベントを迎えても、美容師を諦めなくていい環境がある」と、自社の制度を学生の人生の目的に合わせて伝えます。
③ 「選択肢を2つに絞る」 具体的クロージング 「また連絡してね」という言葉は、学生に断る理由を与えてしまいます。結果を出す担当者は、「来週の土曜日17時か学校終わりの平日夕方なら、店長のカットを間近で見学できるけど、どっちが興味ある?」と、ベネフィットを添えた二者択一で提案します。
【場面:説明会や就職ガイダンスからサロン見学に向けて】
④ 「接触頻度」を維持するマイクロ・コミュニケーション 説明会後の「お礼DM」は24時間以内が鉄則です。SNSでは「先日話していたカラーの練習、頑張ってるね」と、面談時の会話を引用した声掛けを継続し、「私のことを見てくれている」という感覚を醸成します。
【場面:サロン見学対応にて】
⑤ 「情報の事前共有」による全社歓迎体制 学生が店に来る前に、スタッフ全員に「△△学校の○○さんはシャンプーが得意で、接客に不安がある子です」と詳細を共有します。入店時に全員が「待ってたよ!」と名前を呼んで迎える「全社的な既知感」が、学生の心を動かす決定打となります。
3⽉〜8⽉の最優先事項︕「惹きつける担当者」を全社でバックアップする環境
担当者が上記ポイントを存分に発揮するために、経営者が⾏うべき環境づくりについてお伝えします。どれほど優秀な担当者でも、店舗が「採⽤優先」の環境になっていなければ、優秀な学⽣を採⽤することはできません。
以下の3点に注意して採⽤できる環境を作りましょう。
-
予約枠の調整: 採用シーズン(3月〜8月)は採用活動を優先できるよう、店舗での予約制限やサポート体制を確立。
-
全スタッフの「採用基準」共有: どのスタッフも同じ熱量で自社の魅力を語れるよう共有。
-
記憶に残る「演出」: スタッフ全員が握手や挨拶、名前を呼んで迎える協力体制を築く。
担当者の努⼒を全スタッフが理解し、協⼒体制を築くことが、採⽤難時代を勝ち抜くための武器となります。
https://www.funaisoken.co.jp/form/consulting?siteno=S088
次回のコラム(第5回)もどうぞご期待ください!


