コンサルタントコラム [#美容室経営]
弊社コラム・メルマガをご愛読いただいている皆様
いつもありがとうございます。
船井総合研究所の田崎です。
前回のコラム・メルマガでは、
【1.都市と地方での美容室の時流】というタイトルでお伝えさせて頂きました。
今回のコラム・メルマガでは、
【2.業績を伸ばすために必要なこと】について書かせていただきます。
◇◆◇—————★業績を伸ばすために必要なこと★————–◇◆◇
ポイントの1つ目は、
「スタイリストの質にこだわる」ということです。
サロン選びの基準は年々変化しています。
今までのお客様のサロン選びの基準は「サロンのきれいさ」や「看板力」だったと言えます。
しかしコロナ禍の今、お客様はわざわざ遠い有名なお店に行きたいとは思わなくなりました。
では、これからどのようなサロンが選ばれるのか気になりますよね。
まずこれからのサロン選びの基準は
「より近く、より自分のことを知っている親身な対応が出来るサロン」がポイントになってきます。
ですから、益々スタイリストの質がサロン経営には重要になるとも言えます。
スタイリストの質は技術だけではありません。
一番求められるのはお客様に寄り添うサービス精神なのかもしれません。
サロン経営では、技術指導と同時に理念の教育にも力を入れて行くことが望ましいです。
髪はどこで切るかではなく、だれが切るかが大切なのです。
ポイントの2つ目は、
「新規依存からお得意様営業にシフトチェンジする」ということです。
現状、勝ち組サロンはホットペッパービューティーを利用されています。
今までの勝ち方は、ホットペッパービューティーにどれだけお金をつぎ込んで新規を取れるかの競争とも言えたのでしょう。
これはこれで新しいお客を作る上では素晴らしいノウハウかと思います。
しかし、その戦略は大きく曲がり角に来ているようです。
ポイント1でも書きましたが、
お客はホットペッパービューティーやInstagramなどを利用して、効率よくサロンを探しています。
ですが、実はお客はサロンを探しているのではなく、その先にある自分を理解してくれるスタイリストを探しているのです。
ですから今後のサロン経営はお得意様化を進めた方が良いということです。
これからのサロンはお客様に対して個々に担当制を引き、
その担当者がお客様と次回来店予約を取るためのメニュー開発が求められます。
SNSを通じて担当スタイリストとお客様が常時つながっている状態も当たり前になるでしょう。
そうやってお得意様に育てると言うわけです。
また、トータルビューティ化を進める事業者の場合、
この担当スタイリストが営業マンとなりお得意様のニーズを引き出し、系列店をご紹介する役目も今後重要な集客ソースとなるでしょう。
一人のお得意様が会社全体の事業を利用いただき、生涯にわたって長いお付き合いをするのです。
スタイリストにはサロン技術だけでなく営業力も求められる時代に来たのです。
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いかがでしょうか。
上記2つのポイントだけでも
「これからの経営戦略を見直そう」と考えられる経営者様も
多数いらっしゃるのではないでしょうか。
船井総研では、2か月に1度経営者が集まる勉強会(通称:研究会)にて
成功ポイントをお伝えしております。
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次回のコラムも是非楽しみにしていてください。
田﨑 昌美
ライフイベント支援部ライフイベントグループ
イベント特化型のきもの専門店を多数手がけ、地域一番店を次々と排出する。業界で良く知られている集客手法の多くは田崎が生み出したもの。
また子供写真ブームの創成期に、呉服店に「和装特化型子供写真館」を仕掛ける。大手も真似をした和装特化型の子供写真館の一大ブームの火付け役となる。
振袖においては「ママ振り」と言う流行語を生み出す。 現在はインターネットを使ったDMに頼らない集客法を開発している。 現在、多くの美容室が振袖レンタルを始めているがこれの仕掛け人もこの人である。
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