コンサルタントコラム
船井総合研究所 美容エステチームです。
船井流マーケティング理論の基本に『包み込み』 の理論というものがあります。 『包み込み』とは簡単に言うと、 ”競争相手が持っている武器をすべて同等に揃え、なおかつ競争相手が持っていない 武器まで保持すれば、原則として負けるはずがない”という理論である。 本来この理論は、右肩上がりの業界では絶大な威力を発揮するが、 応用すれば、美容業界においても一部分においては圧倒的に威力を発揮する と思っています。 競合サロンが行っているメニューを自社でも行い、なおかつ自分たち独自のメニューである キラーコンテンツや商品を品揃えすれば基本的に負けるはずがない。 美容業界の方が読むと、 ・うちは普通のサロンだから、キラーコンテンツなんかない ・美容業界には特殊なメニューなんかない。どこもほとんど同じ そう考える人もいるのではないようでしょうか。 これは違う発想でかんがえると実はおもしろいんです。 例えば、美容室のポータルサイトに広告掲載を出します。 たくさんの競合サロンが安いキャンペーンを出しています。 しかし90%以上のサロンが、5~6のキャンペーンのみ。 しかし同じ地区には30件以上のサロンがだしておりますので、 150以上のキャンペーンがあることになります。 ターゲット別、メニュー別、曜日別などの分類わけを行い、 全てのターゲットを包みこめるようにキャンペーンの数を増やし たらどうなるでしょうか? 当然、顧客層の幅が広がり、集客につながることと思います。 最近であれば、『一点突破』も流行っておりますので、次回は 『包み込み』VS『一点突破』を書いてみたいと思います。 ではまた明日!