コンサルタントコラム
皆さんこんにちわ。
船井総合研究所 美容エステチームです。
今日は美容室のお金の流れについて。
美容室経営において、一番お金がかかるもの。
それは新規出店。
いわゆる、店舗の外装、内装。大きさによりますがこれが
平均2000万くらい。
それ以外の大きなお金がかからないのも美容室経営の魅力です。
しかし見た目が儲かっている美容室ほど、キャッシュフローが悪い
実態もあります。
銀行に上手く扱われ、お金を借りすぎている美容室も散見します。
どういうことかというと、
銀行はお金を貸すのが仕事です。企業にお金を貸して利息で利益を得ています。
だから銀行はたくさんお金を貸したいのです。
銀行から余分にお金を借りているにも関わらず、銀行との付き合いがあるといって、
銀行に定期預金をしている美容室。
これは、銀行からお金を借りて、そのお金を銀行に更に預けていることになりますので
無駄な利息だけ払っていることになります。
また、借りれるうちに、たくさん借りておいてほうがよいと、意味不明なアドバイスを受けて
不必要なのに無駄に借りている経営者。
自分の子供が、無駄にお金を借りていたら、必要ないなら返しなさい。
必要になったときに借りなさいとアドバイスをするはずですよね。
実は経営も全く一緒です。
当然、経営をするのにお金は必要ですが、持ちすぎるのもよくないということです。
資金は底をつきないように、借りれるときにたくさん借りておくのではなく、
借り入れが必要となったときに、いつでも借りれる財務状況にしておくことが重要です。
銀行は「晴れているときには傘を貸すけど、雨が降ったら傘は貸さない」という言葉があります。
いわゆる貸し渋りや、貸し剥しが一番経営において、悪影響ですので、そうならないように
心がけるのが一番です。
ではまた明日!