コンサルタントコラム [#エステ経営]
いつも本コラムをご愛読頂き、ありがとうございます。
船井総合研究所の大瀬です。
8月はコロナの感染拡大や長期休暇の影響で新規集客の
反響数や売上が下がったサロン様も多かったのではないでしょうか。
またそれだけでなく、痩身や脱毛業態においては9月以降、
集客の見込みにくい「閑散期」が始まります。
取り扱う商品によって顧客のニーズが季節によって変動することは仕方がないことですが、
年間を通して売上を最大化させるために、閑散期の今だからしないといけないことがあります。
本日は、閑散月に売上を最大化するために今取り組んでおきたい3つのポイントを解説致します。
Table of Contents
直近の繁忙月はお客様の購買行動が高まる12月です。
まずは12月の売上を最大化するためのキャンペーンを考えましょう。
11月頃から12月の賞与の使い道を考える方が増えてきますので、
11月にはしっかりと告知が出来るように、10月にはキャンペーンの内容を決めて準備していきましょう。
キャンペーンの内容でいうと、ボディ・フェイシャルの施術や
ご自宅でのホームケア商品を組み合わせた福袋のようなキャンペーンや、
プリペイドカードを利用されている場合だとチャージを促すようなキャンペーンをしているサロン様もいらっしゃいます。
自サロンの顧客様に合ったキャンペーン内容を今から考え、抜け漏れなく進められるように担当者を決めましょう。
お客様に長くサロンに通っていただくためには複数メニューの施術で
通っていただくことが理想かと思いますが、実際は単一メニューで通われているケースが多いかと思います。
既存顧客様が他のメニューを知らない場合、
例え福袋として色々なメニューが入っていても魅力的な内容には見えない可能性が高いので、
閑散月の11月までに他メニューの体験キャンペーンを実施しましょう。
他メニューの体験→福袋の告知をするとスムーズに繋がります。
12月の目標売上を決めた上でお客様の見込み出しをしましょう。
各お客様への提案内容・金額が決まれば目標売上も見えてきます。
キャンペーンの内容を決めて終わりではなく、どのスタッフが誰に提案するのか。
提案時のトーク練習やツール作成も事前にしておきましょう。
以上3つのポイントをお伝えさせていただきました。
企画倒れにならないように、きちんと計画立てて12月の繁忙月を迎えましょう。
閑散月は目の前の売上に意識が向きやすく、サロンの雰囲気も下がりやすいですが、
次の繁忙月の種まき期間と捉えて全員で協力して進めていきましょう。
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