2015年3月9日コンサルタントコラム [#マーケティング]
コンサルタントコラム [#マーケティング]
ＬＴＶとは？ 美容室の集客
皆様、こんにちは。
船井総合研究所
美容室経営コンサルタントの富成（とみなり）です。
【費用対効果の考え方】
インターネットやスマートフォンが当たり前の時代になり、
多くの地域で紙媒体からＷＥＢへ移行していることは皆さんご存知だと思います。
このように集客媒体が変化している中、
費用対効果やＣＰＯ（来店一人当たりのコスト）の
考え方で販促の可否判断をするサロン様が増えてきています。
要するに、これをやるとプラスになるかどうか？
という考え方です。
ＬＴＶとはこれを短期的ではなく長期的に見る方法です。
【ＬＴＶ（Ｌｉｆｅ Ｔｉｍｅ Ｖａｌｕｅ）とは】
ＬＴＶとは、訳すと「顧客生涯価値」と表し、
1人の顧客がその店で一生に使う金額を表します。
リピートビジネスである美容室は本来ＬＴＶの考えを持つ必要があります。
例を挙げましょう。
チラシを撒こうか考えています。
５万枚のチラシを撒くとき、コストが４０万円でした。
客単価６０００円の顧客が５０名来店するとします。→合計売上３０万円
このような例の場合、チラシを行うことで費用対効果はマイナスだからやらない方が良い！
と断言できるのでしょうか？
答えはＮｏです。
（他に圧倒的な集客力のある媒体があれば、話は変わってきますが･･･）
ＬＴＶの考え方を用いて、自店の再来率をもとに
新規客のリピートすることを考慮すると
チラシを撒いた方が良かったりします！
集客は媒体をいくつか持っている方がリスクが分散されて安定します。
１回限りの集客で損か得かではなく、
長い目でうちにとってプラスかどうか判断してみると良いと思います！
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