コンサルタントコラム [#マネジメント #新卒採用 #経営者研究会]
本日は、【脱!早期離職!/今の時期に行うべき内定者フォロー】をテーマに書かせていただきます。
先日、弊社美容・エステチームが主催する「美容室経営研究会」の10月例会がありました。
その際にお話しさせていただいた内容を少し共有させていただきます。
今年も10月に入り、新卒採用も少しずつ落ち着いてきた美容室様も多いのではないでしょうか?
今の時期に採用に関して行っていることがない。という方もいらっしゃるかもしれません。
今の時期にやっていくべきことは、「すでに内定を出している内定者のフォロー」です。
私たちがおすすめしているのは、「内定者研修」
すでに行っている方も多いかと思いますが、開催の目的は、「新入社員の早期離職防止」です。
こちらを念頭に置いて活動していただかなければいけません。
新入社員が早期離職する際によく耳にする理由は何でしょうか?
「思っていたのと違った」という言葉、一度は聞かれた方が大半かと思います。
「思っていたのと違った」とは「考えていた理想」と「現実」にあまりにもギャップが
ありすぎて、かなりのショックを受けてしまった。という状況です。
この状況を「リアリティ・ショック」といいます。
この状況を回避する為に入社前に「理想と現実のギャップ」をできるだけ
縮めてあげること、ショックを受ける可能性があること(みんな経験しているという安心感)を
しっかりと伝えておく必要があります。そのことを伝える場が「内定者研修」であるわけです。
内定者研修を開催するにあたってのポイントは2つ
ポイント1:目的を伝える
学生へは、「自サロンで素敵な美容師になるために残りの学校生活をどのように過ごすべきかを伝える」という目的を
伝えましょう。将来活躍したい。社会人になることが不安という想いの学生にとって、その時間は非常に有り難い時間となります。
ポイント2:社会人の心構えを伝えましょう。
よくあることが、入社してすぐに技術の練習ばかりを行うことで、気持ちがついて行かないという状況。
そうならないためにまずは、「社会人の心構え」を伝えましょう。
たとえば「学生と社会人の違い」「働く意義」「リアリティショック」などについてです。
この話をしておくだけで、技術で躓いた時も折れずに前を向いてもらえるマインドセットができる可能性があります。
今年からぜひ取組み、「人が辞めにくい環境作り」をぜひ仕組みかしていただきたいと思います。