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2017年3月3日

コンサルタントコラム [#マーケティング]

美容室業界の2017年1,2月を振り返って

皆様、こんにちは!

船井総合研究所

美容室経営コンサルタントの富成です。

 

本日は「美容室業界の2017年1,2月を振り返って」です。

 

皆様のサロンの1,2月はいかがでしたでしょうか?

年明けから60社以上の美容室経営者様とお話しておりますが、

・半数以上が昨対比100%割れ

・約30%が昨対比100~110%

・残り10%が昨対比110%以上

という印象です。(※すいません。。正確なデータではなく、私の肌感覚です。)

 

2016年12月が非常に好調なサロンが多かった反面、

2017年1,2月は苦しいサロンが続出した印象です。

 

一般的に「景況感が落ち込むと消費は需要月に集まる傾向」があります。

理由としては、お金にゆとりがある時や必要な時期のみ消費して、

特に買う必要がない時には”消費を我慢しよう”という傾向が強くなるからです。

美容室の需要月は、一般的に3,7,12月です。

美容業界全体の市場規模が減少傾向であるため、

これからは需要月にますます消費が偏る可能性があります。

 

そんな中で閑散月も安定的に売上を上げている美容室の特徴としては

①VIP顧客(年間購買金額7~12万以上※エリアによる)が全体カルテの10%以上を占めている。

②再来メニューが顧客に定着している(カラーチケットや来店頻度促進メニューなど)

③次回予約率が高い(60%以上)

が挙げられます。

 

前々から言われておりますが、

季節需要にびくともしない経営戦略が必要だと改めて痛感した1,2月でした。

 

美容室経営のことでもう少し聞きたいという方は船井総研 富成まで↓

m-tominari@funaisoken.co.jp