×閉じる

×閉じる

2017年11月27日

コンサルタントコラム [#マネジメント]

働き方改革元年!? 美容室のIT・デジタル活用事例

皆様、こんにちは!

船井総合研究所

美容室経営コンサルタントの富成です。

 

本日は「美容室のIT・デジタル活用」についてです。

世間では「働き方改革」というキーワードが耳にタコができるほどいわれています。

皆さんの美容室では働き方改革進んでいますでしょうか?

 

2017年を振り返ると、

IT・デジタル化が進んでいるサロンとそうでないサロンの差がぐっと開いたように感じます。

それを象徴するのが、30代の経営者や異業種の経営者の台頭です。

デジタル機器やSNSを使いこなすことのできるミレニアム世代(1980~2000年生まれ)がこの層にあたります。

 

今や美容業界の常識は大きく変わってきています。

・集客媒体はチラシからWEB、SNSに変わり

・DMがアプリやラインに変わり

・数値管理もエクセルからクラウドサービスに変わり

・会議もネット上に変わり、

・教育は人の手から動画に変わりと…

 

今回は、すぐに美容室で業務効率化できる内容を2つ紹介したいと思います。

1.お客様とのコンタクト

<今までの常識>電話・メール・DM

<これからの常識>アプリ・ライン

お客様とのコンタクトはリピート率向上や来店頻度促進において非常に重要な項目でしょう。

美容室でこれから絶対的になくしていかなければいけないのは電話です。

電話に出て、お客様の要望を聞いて、予約が空いていなければスタイリストに確認して、空いていなければ別の予定を案内する、そしてまた日時調整・・・という流れをよく聞きますが、これだけで5分経過しています。

次回予約やアプリ・ラインを活用して電話をなくすオペレーションを組むだけでお店のお客様に対峙する時間が増加します。

DMはコストがかかるし、メールは見られない確率が高いです。

お客様の利便性に合わせて、使う媒体を変更していくのが良いでしょう。

 

2.数値集計&会議

<今までの常識>手計算・エクセル

<これからの常識>Googleスプレッドシートなどのクラウドサービス

昨年までは私もコンサルティングで数値管理を行う際はエクセルを利用していましたが、

現在は9割のクライアントでGoogleスプレッドシートというエクセルのクラウド版的なものを利用して頂いています。

スプレッドシートは更新したら閲覧者全員が最新のデータに変更されるので、

エクセルのようにデータを送る→ダウンロード→確認という作業がなくなります。

確認するだけで進捗管理ができるので、業務の指示も出しやすくなります。

全員に同じデータが常に共有されているので、会議前に読み込んで参加することができ、

会議時の数値確認も不要となります。是非活用したいツールですね。

 

 

 

以上です。

今回は2つだけでしたが、また紹介していきたいと思います!

業務効率化で大切なことは、今の取り組みに対して「これで最大限効率化できているのか?」と疑問を持ち続けることです。

労働集約型の美容室ビジネスでは業務効率化は死活問題ですので、

是非積極的にチャレンジしていってほしいと思います。

 

以上、『美容室のIT・デジタル活用』に

ついてお伝えさせていただきました。

美容室経営のことでもう少し聞きたいという方は船井総研 富成まで↓

m-tominari@funaisoken.co.jp