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2014年10月30日

コンサルタントコラム

美容室の未来

皆さんこんばんわ。

船井総合研究所 美容エステチームです。

今回のタイトルは壮大ですが、中身はいつも通りですので
期待しないでくださいね(笑)

日々、美容室でコンサルティングをさせていただいておりますが、
経営者によって考えているものが当然違います。

売上を少しだけ上げたい、10億の美容室にしたい、5年以内にあと3店舗出したい、
微増で成長したい、5年以内に息子に引き継ぎたいなどなどいろんなことを考えています。

私のご支援先で売上を上げるスピードがゆっくりでいいと思っている経営者は
地域一番店クラス以外ではほとんどいません。当然ですよね。

しかし、たまに他のサロンで経営相談をうけると、
・売上は今のままでいいので、現状維持しておきたい
・とりあえずスタッフの問題だけ解決して、売上には満足している
・美容室はこれくらいにして、他の事業を考えている(飲食など)
・未来とかあんまり考えたことがない
などなど

以上のような答えが返ってくることが実は多いんです。

当然のことながら、事業を営んでいくと、スタッフもお客様も年齢を重ねて
いきます。
もし現状維持でいいのなら、そのうちお客様も減り、スタッフの退職もあると思いますので、
サロンの衰退が始まります。スタッフの退職した時に補充すればいいじゃない?という人も
いるかもしれないが、現実そんなに甘くありません。。。

サロンが成長しなければ、スタッフの上位役職はつまります。そうなると、
入社してくる若手のスタッフは会社に未来を感じなくなり、いつかは
退職していくでしょう。

当たり前ですが、ようはサロン自体が成長しようとしていない限り、
どこかのタイミングでその美容室の衰退が始まるのです。

顕著なのが、男性スタイリストの未来です。

30代のカッコいいスタイリストに髪を切ってほしいと思いますが、
50代のスタイリストだと少し不安になると思います。(オーナーは除く)

どこかのタイミングでスタイリストの主担当売上は下がってきます。
つまり男性スタイリストの現場で活躍できる期間には限界があるということです。

反対に女性スタイリストはずっと現場で活躍できるでしょう。

美容室の未来を考えたときに、
どういう未来を描くかで、売上の上げ方、採用の仕方、店舗展開など大きく変わってきます。

理想と現実のギャップはあると思いますが、
持続的成長ができる美容室になってほしいと思います。

ではまた!