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2015年1月28日

コンサルタントコラム

美容室の競合状況を考える

皆さんこんにちわ。

船井総合研究所 美容エステチームです。

美容室マーケットは超成熟期で、増え続けていた美容室が
やっと減少に転じてきました。

とはいえまだまだオーバーストア状態ですので、他社との差別化を
徹底的にしていかにと成長し続けることはできません。

他社と差別化をするにあたり、美容室業態の違いを明確にしていかなと
今後は厳しくなります。
明確にしなければいけないのは、ターゲット、コンセプトです。

エリアで分けると、東京都内(主に銀座、原宿、表参道)、政令指定都市の駅前立地、
その他の郊外の美容室くらいで分けられますので、自店の立地に合わせたモデルサロンを
見つけても面白いと思います。

例えばカット価格で分けると、
1,000円・・・カット専門店(駅前、駅中立地中心)
1,000円~2,000円・・・低価格サロン(カット以外も行う。商業施設の中が多い)
2,000円~3,000円・・・ファミリーサロン(ちょっとした大型スーパーやモールに入る。)
3,000円~4,000円・・・・一般の美容室(普通にオシャレ)
4,000円~5,000円・・・・一般の美容室(オシャレな店が多い)
5,000円以上・・・東京都内

こう見たときに、低価格業態は主にメニューや価格が確立されており、
3,000円以上の美容室はオシャレ感に差はあるけど、見た目でも
根本的には分かりづらくなっています。

元来、美容室は価格が分かりづらいという問題点もあるので、
価格の明確化(カウンセリングの初期に明示)が非常に重要になります。

3,000円~4,000円のほうが4,000円以上より競合が少ないので、
価格の均一化や他の価格帯と差別化を図ることができれば、
新たなマーケットとして確立される可能性が高いと感じます。

4,000円以上であれば、ターゲットや強みを濃くしていかないと
特色が分かりづらいのでそのとこは気をつけてやる必要が
あります。

オシャレで○○なサロンがいいでしょう。その○○を早急にみつけて
ほしいと思います。

ではまた!