コンサルタントコラム
皆さんこんにちわ。
船井総合研究所 美容エステチームです。
今日は美容室の売上げについて。
今日くらいから本格的に暑くなりそうですので、美容室もそろそろ
繁忙期に入ってくるのではないかと思います。
忙しい時はまだいいのですが、暇な日数が少しでも続くと焦って
いろんな施策をやりだす美容室があります。
施策をやること自体は問題ないと思いますが、内容によっては
やればやるほど売上が下がり、スタッフのモチベーションダウンに
つながることもあります。
例えば、
暇な時期や目標売上に到達しないからといって、スパやトリートメントの
キャンペーンをやりたがる。あるいは店販をスタッフに強化させるなど。
一見正しいように見えますが、このやり方で売上は今月は上がるかもしれません。
(500円の単価アップで200人施術して10万円の売上です)
スタッフがオススメすることでの単価アップはとてもいいことですが、
客単価が高かれば高いほど、来店周期が長くなる傾向が非常に強いです。
(この手の場合は売上予想をしていないので、効果測定もせず、結果が
でていないことをスタッフに問い詰める可能性が高いです。。。)
暇な時期と忙しい時期にまだまだ差があるということは、顧客とのつながりが
強く深くなりきれていないということですので、そういう戦略をとると顧客離れ
を招く可能性が高いです。
つまり、今月来店したお客様で売上を上げる行動には限界があるということです。
しかし何もしないということではありません。
今月のお客様は3ヶ月~4ヶ月の間にもう一度来店します。3ヶ月後の売上は
今月のお客様次第ということです。
ようは、絶対に再来してもうらうようにするということ。
もうワンランク上の視点だと、次にするスタイルとメニューをスタッフとお客様が
共有した状態で再来してもらうということです。
そころ意識すると、接客上でのカウンセリングや、次回予約を含めた再来時期、
次回のスタイルを共有するようになります。
今も大事ですが、3ヶ月を意識するのも大事です。
スタイリストは短期的な視点になりやすいですので、経営者層の方々の見せ方次第で
行動が変わっていくと思います。
そのように是非がんばってほしいと思います!
ではまた!