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2015年6月21日

コンサルタントコラム [#マーケティング]

美容室のライフサイクルと戦略

皆様、おはようございます。

船井総合研究所

美容室経営コンサルタントの富成(とみなり)です。

 

【美容室のライフサイクル】

業界には必ずライフサイクルがあります。

ライフサイクルは以下の5つに分かれます。

 

導入期・・・認知されず広がらない。

成長期・・・認知されはじめ広がっていく。

成熟期・・・一般的に広がり、他の人がやっているから利用する。

展開期・・・多くの人がやっているから仕方なく利用する。

安定期・・・自分に合ったものを利用する。

 

では現在、皆さんがイメージされる

女性をターゲットにしたカットメインの美容室はどこに位置するのでしょうか?

 

今の美容室業界は「展開期」→「安定期」に向かっているといわれています。

 

【展開期の戦略】

展開期では業界も成熟しきっており、

「美容室」というくくりでは多くの方が利用しております。

しかしそこからニーズが分かれ、

「私はきれいにカラーができるところが良い」

「私は髪に優しい薬剤を使ってくれるところが良い」

といったような顧客が現れ始めます。

事実、カラー専門店といったいわゆる「専門店化」は起こっています。

 

そして今後の美容室に求められることは「コンセプト化」です。

要するに「私の美容室=○○」と言われるものを作っていく必要があり、

そうしなければワントゥワンビジネスが広がる安定期で生き残っていくことは難しくなります。

自店はどこをターゲットにするのか?何を強化するか?

 

特にオーナーの方は現状の顧客層やメニュー比率を参考にして

今後自店の”ウリ”創っていって頂きたいと思います。

 

美容室経営のことでもう少し聞きたいという方は船井総研 富成まで↓

m-tominari@funaisoken.co.jp