コンサルタントコラム [#マネジメント #新卒採用]
皆様、こんにちは。
本日は、「離職者が出ても 美容学校の好感度が上がる方法」をテーマに書きたいと思います。
先日、弊社の美容・エステチームが主催する「美容室経営研究会」が開催されました。
講座の1つに、お客様同士が交流する「事例交換会」という講座があるのですが、
その際に出てきたお客様のお悩みが、まさに「離職による美容学校との関係性悪化」の問題でした。
人材不足が急速に進む中で、美容学校からの「悪評」はかなりの痛手です。
そこでお伝えさせていただいた内容を共有いたします。
ポイントは2つ。
1つ目は「なぜ離職したのか」を聞き、離職原因を分析することです。
なんとなく離職理由はこんなことが多い…。とざっくり感覚で感じているかたは多いですが、
どのような原因が多いのかをはっきりさせることで、今後の対策が明確に打ち出せます。
そうすることで、美容学校にも「このような原因が大半だったため、今は、○○のような対策を行っている」などと
説明すれば、「大きな悪評」が広がる可能性は非常に低くなります。
2つ目は「離職者情報も美容学校に打ち明けること」です。
離職したスタッフが訪問している美容学校出身であった場合、後ろめたい気持ちで
学校訪問を行い。できる限り「離職したスタッフのこと」に関して話題にならないように
過ごしている方もいらっしゃるかと思います。しかし、実はそれが逆効果になっています。
先日、弊社の採用セミナーでゲスト講師をしてくださった代表様のお話をお伺いしたところ、
「離職者情報もすべて先生に話している。離職の原因もすべて伝え、対策も話している。
そうすることで信頼していただけ、逆に紹介が増えることもある。」と仰っていました。
離職を受け止め、どのように向き合ってくれるサロンなのかが先生にとっては重要項目であることが分かります。
これは、余談ですが、
何かの待ち合わせに遅れた際、「今どこにいるのか」「何分後につくのか」を何度も
報告することで、待たされた側は「全くストレスを感じない」ということがさまざまな調査で分かっているそうです。
その上、時間通りに集合した人よりも好感度が良くなるとも言われています。
人間心理的に「マイナス」を「プラス」にできる方法があるということですね。
そういえば、就職活動で面接を遅刻した友人が内定を獲得出来ていたのもこんな理由だったような…。
「離職者が出ても 美容学校の好感度が上がる方法」
ぜひ、参考にしていただければと思います。