コンサルタントコラム [#マーケティング]
皆様、こんにちは!
船井総合研究所
美容室経営コンサルタントの富成です。
本日は「美容室の閑散期のキャンペーン」についてです。
一般的に美容室の繁忙月は3,7,12月で、
真っ只中の9~11月というのは閑散月であるため
毎年この時期は苦しいな~と思われている経営者の方が多いかと思います。
美容室経営の王道の売上UPの流れとして
お客様が動きやすい繁忙月でどれだけ新規顧客を獲得し、
閑散月でどれだけリピートして頂けるかの流れを作らなければいけません。
本日は閑散月でも売上を伸ばすための
キャンペーンのお話をしたいと思います。
売上を上げているサロンの閑散月キャンペーンのポイントは3つです。
①セットメニュー(もしくは付加)
キャンペーンは対象が既存のお客様となります。
既存のお客様というのはお店のロイヤリティが高く、
割引をしなくても来て頂けるお客様の割合が高いので
企画のメニューとしては
・「価値/価格」を感じて頂きやすいセットメニュー
・利用者が少なくこれから強化していきたい付加メニュー
が最も売上を上げるためには効果的です。
②限定感
限定感あって初めてキャンペーンと呼べます。
限定感の区切り方は大きく3つあります。
1.期間(いつからいつまで)
2.対象(あなただけ)
3.商品(このメニューだけ)
伸びているサロンは来年の販促スケジュールを組み始めているところです。
設計の段階から上記の1.2.3を意識しながら考えることをおすすめします!
③スタッフが進んで提案する環境づくり
この③が実は一番大事な要素です。
売上を伸ばしているサロンは一つのキャンペーンに対する
「やりきる力」が爆発的に強いです。
企画が少々悪くても、スタッフの力で売り切っちゃう感じです。笑
とはいえ、いきなり全てのサロンができるわけではありませんので、
最初は”スタッフが楽しんでできる”×”提案しやすい”
ことを軸に考えてみることが良いと思います。
キャンペーンは売上を伸ばすだけでなく、
固定客の飽き防止策やサロンの活性化にもなります。
副産物はたくさんありますのでぜひ実施してみてください!
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