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2016年12月27日

コンサルタントコラム [#マーケティング]

2017年 美容業界で広がる多極化

皆様、こんにちは!

船井総合研究所

美容室経営コンサルタントの富成です。

 

本日は「2017年 美容業界で広がる多極化」についてです。

 

2016年を振り返ると「守りを固める年」だったように思います。

世の中を見ても、女性の社会進出や労働環境問題等

今までの”常識”が急激に”非常識”になっていくことに戸惑いを感じた方も少なくないと思います。

 

美容業界でも例外ではなく、

私のクライアントでも

・社会保険の加入

・新卒採用の強化

・評価制度の見直し

・新しいキャリアプランの構築(独立支援制度や女性の復職制度等)

・スタッフコミュニケーションの仕組み化

・既存店舗の利益率の改善

の割合が実に多かったです。

 

2017年はどのような年になっていくかというと、

「多極化」の時代と推測しております。(実際もうすでに広がってきていますね。)

いわゆる「うちのサロン=○○がウリ」というサロンが格段に増えてきます。

 

現在あるだけでも、

・高単価ケア特化系(トリートメント・スパ・育毛系)

・低単価高回転系(1000円カット、メンテナンス型)

・低単価オシャレ系(面貸し、委託系)

・高単価オシャレ系(地域一番、高い技術)

・商品特化系(カラー専門店、カット専門店)

・ターゲット特化系(ママさんサロン、メンズサロン)

・複合型系(エステ、ネイル、マツエク、カフェ等)

ざっとあげてもこれだけ出てきます。

 

では、自社の魅力をどう作れば良いか?という問いに対しての一つの参考として

船井総研の「差別化の8要素」の考え方をご紹介します。

差別化の8要素とは他社と差別化を図るために

意識すべき8つの要素のことです。

それが

1.立地(店舗の利便性)
2.規模(スタッフの多さ、店舗の広さ、売上の多さ)
3.ストアロイヤリティ(創業からの年月、サロンの認知度)
4.商品力(メニュー、技術)
5.販促力(WEB販促・既存販促)
6.接客力(顧客対応)
7.価格力(メニュー価格)
8.固定客化力(リピートさせる力・VIP客数)

です。


1~3を戦略的差別化=すぐに変えられない
4~8を戦術的差別化=企業努力で変えられる

と定義しています。

 

自社がどこで伸ばしていくのか

ぜひ戦略を見直す一年にしてください。

 

美容室経営のことでもう少し聞きたいという方は船井総研 富成まで↓

m-tominari@funaisoken.co.jp