コンサルタントコラム [#マネジメント #新卒採用 #経営者研究会]
皆様、こんにちは。
本日は、【離職率軽減対策!!/新入社員の初期教育で決まる!!】をテーマに書かせていただきます。
いよいよ2017年度が本格的に動き出しました。
サロン様の中には、新入社員が入社し、フレッシュな雰囲気がサロン内に広がっているのではないでしょうか?
私も至るところで新入社員の様子を拝見します。カフェや通っている歯科医院、調査先の美容室など・・・。
真剣に取り組んでいる姿は、うまくできなくてもかなり交換が持てるものなのだな・・。と気づきます。
さて、先日は様々な会社様で私も新人社員研修を行ってまいりました。
普段は【美容師採用】のご支援をさせていただくことが多いのですが、
その際に良く聞くフレーズは「採用の失敗は、教育では取り返せない」という言葉。
この言葉、あながち間違えではないなと感じた数日間でした。
新入社員研修の段階でスキルではない部分ですが、学ぶ姿勢や思考の深さ、集中力にかなり差があるように感じました。
いち早く、採用ができる(選べるサロン)になる採用戦略を実行する必要性を感じます。
とはいえ、まず行うべきことは「新入社員を離職させない教育」であると存じます。
いつも申しておりますが、配属してすぐに「技術だけ」の教育は絶対にやめた方がいい。
いつまでアシスタント業が続くのか未来が見えない状況では、「イメージと違っていた」と言って離職してしまいます。
これから18歳人口が激減していく時代に採用しても離職が続いては採用するメリットがありません。
採用費も嵩む一方です。
そうならないために私どもが美容師向けに行う新人社員研修では下記のようなことを行います。
上記のように、
①まずは美容業界をマクロに知り、社会人としての基本を押さえること
②自身の美容師人生に対し、しっかり考える時間をとること
③小さな目標で良いので、やり通すことを決めること
この3つが非常に重要です。
また、新入社員研修を行って終わりにせず、受け入れるスタッフへの情報共有や、
その後のフォローも忘れずに・・・。
具体的な新入社員受け入れの理想的な内容です。
来年には2018年問題(※18歳人口が激減する)が目の前に迫っています。
大切な人材をしっかりと教育していき、離職率を軽減させる仕組み作りを本格的に始めてみてはいかがでしょうか?