コンサルタントコラム [#美容室経営]
いつもお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所の田崎でございます。
新しい経営者との出会いがあると、改めて成功する経営者のルールが明確になります。
幸いなことにお会いした3名共に成功する経営者のルールに当てはまりました。
前回は、「会社をこうしたい!」というビジョンを明言できるという1つ目のルールについてお話ししました。
前回のコラムを見逃してしまった!という方は、メールの受信フォルダ内で「成功する経営者に共通する3つのルールとは?〜第1弾〜」と検索し、是非ご覧くださいませ。
今回は2つ目と3つ目を同時にご紹介いたします!
Table of Contents
ルール②「それは楽しそう!」と言う
事業が成功するためにはあらゆる手段の可能性を模索する必要があります。
成功する経営者は私たちが提案するソリューションを必ずと言ってよいほど「それは楽しそうですね!」と言ってくださいます。
成功する経営者の私たちの提案を聞く姿勢はとても前向きなのです。
そして成功する経営者は比較的発想が柔軟で、ビジョン達成のためには手段を選ばないようです。
例え私たちの提案を最終的には不採用にされたとしても、一度は受け入れてみるその素直さが大切なのです。
それに対して残念な経営者は「それはうちには難しいですね」「いやそれはやりたくないですね」などマインドブロックがかかってしまい、あらゆる情報に対してネガティブな感情から入るようです。
これでは方法の選択の幅が狭まってしまいますから、現状を変える事が出来ません。
方法のえり好みをする経営者には周囲の情報提供者から「あの人に良い情報を持って行ってもどうせ聞く耳を持たない人だから」というレッテルを貼られてしまい、本当に大切な情報が入ってこなくなるのです。
入ってくる情報に「それは楽しそうですね~!」と言って一度は理解をしようと対応する
そんな経営者にはどんどん良い情報が入ってくるのが成功者のルールです。
そしてチャンスがどんどん舞い込んでくる経営者のルールなのかもしれません。
「抽選理論」という言葉があります。
抽選会があるとします。
ハズレたらがっかりするから抽選に参加しない経営者、
そして楽しそうだから抽選に参加する経営者
どちらの人が当たると思いますか?
がっかりする事を恐れて抽選に参加しない経営者には100%当たりはありません。
もちろん楽しそうだから抽選に参加してみると言う考え方を持っている経営者は数パーセントかもしれませんが当たる可能性があります。
ビジネスも同様、自身のマインドブロックを解いて目の前のチャンスの抽選会にはどんどん参加してみる事が大切なのです。
ルール③ 「教えてほしいと素直に言える」
成功する経営者は共通して「そのやり方を教えてほしい」と言います。
事業を教わって進める事への抵抗感があまりないように感じます。
また「教わった方が早く結果が出る」と言われる方も多く、結果を出すスピードにこだわることも成功者の考え方の共通性かと思います。
さらに面白いのが、「自分で試行錯誤するのは面倒だし、ノウハウをお金で買った方が楽だ」とおっしゃる方もいます。
実は苦労をするより楽する事を好む人の方が成功する経営者に多いのもルールのような気がします。
逆にそうではない経営者は共通して「自分で試行錯誤でやってみます」と言います。
恐らく他人を信じる事が苦手なのかもしれません。
または人生の中で何かを人に教わってうまく行った経験が少ないのかもしれません。
さらに「自分でやってみる」と言う経営者は「自分が一番詳しくて上手にできる人」でいたい方が多いです。
そのため、いつまでたっても部下に仕事を任すことが出来ずに、幹部も育たないという組織になってしまう傾向があります。
素直に人に教わる事や人に仕事を任せることへの抵抗感が強い経営者は、その結果苦労されている方が多いようです。
たとえ遠回りでも真面目にコツコツ試行錯誤を繰り返せば報われる。
それは昔話のようです。
実は成功する経営者は要領よく、「楽に」そして「最短最速で」結果を手にしたがるのです。
田﨑 昌美
ライフイベント支援部ライフイベントグループ
イベント特化型のきもの専門店を多数手がけ、地域一番店を次々と排出する。業界で良く知られている集客手法の多くは田崎が生み出したもの。
また子供写真ブームの創成期に、呉服店に「和装特化型子供写真館」を仕掛ける。大手も真似をした和装特化型の子供写真館の一大ブームの火付け役となる。
振袖においては「ママ振り」と言う流行語を生み出す。 現在はインターネットを使ったDMに頼らない集客法を開発している。 現在、多くの美容室が振袖レンタルを始めているがこれの仕掛け人もこの人である。
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