コンサルタントコラム [#美容室経営]
いつもお読みいただきありがとうございます。
船井総合研究所田崎でございます。
コロナが落ち着いて、企業の業績は良いところとそうではないところの二極化が進んでいるようですね。
皆さまもよくご存じかと思いますが、舩井幸雄の残した言葉で成功する経営者の3条件で
①素直
②プラス発想
③勉強好き
という言葉があります。
最近感じるのは、この3条件の「勉強好き」が今の企業の業績の二極化に関係している気がします。
そこで私がご支援させていただいている企業の経営者の「勉強好き」ならではの3つの習慣をお伝えしたいと思います。
Table of Contents
勉強好きな経営者の習慣の1つ目は「読む習慣」です。
勉強好きな経営者はよく本やコラムを読みます。
文章化されたものが一番短時間で効率よく論理的で詳しい情報を得る事が出来るからです。
「読む」以外にもインターネットやテレビからも情報は得る事が出来ますが、情報がランダムなうえ、切り取られた情報が多いのですぐに記憶から消えてしまいます。
それらの情報はヒントやインスピレーションをもらうには良いですが、実際にビジネスに利用できる論理的で詳しい情報を得る事は難しいようです。
私のご支援させていただいてる経営者や研究会の会員は欠かさずにこのコラムを読んでいるのが特徴です。
このコラムを読むことが会社の成長には欠かせないものになっているのです。
私は往々にして支援の打ち合わせの場や研究会の情報交換で突拍子もない未来的な話をします。
普通では理解できない話でしょう。
しかしその未来の話についていくことができるのも普段からこのコラムで勉強し、論理的に時流を理解しているので私の話の理解と実行が早いのかと思います。
他社より先に未来を知ることが会社の成長には欠かせません。
そしてそれを実行に移すためにも読む習慣を持つことが大切なのです。
勉強好きな経営者の習慣の2つ目は「聞く習慣」です。
勉強好きの経営者はとにかく質問が多いです。
私のもとには、経営者から怒涛の質問の連絡が来ます。
1日の終わりにはそれを確認するのが私のルーティンです。
勉強好きの経営者は「分からないことは聞く」という習慣が身についています。
経営者が口を揃えて言うのが「分からないことは聞いた方が早いよ!」という言葉です。
これが成功者になる人の当たり前の習慣なのだと思います。
しかしそのような習慣がない人は、
「分かったふりをする」
「知らなくてもいいかとスルーする」
「少し知っただけで満足する」
「聞けば早いものを、自分なりの試行錯誤がしたくなる」といった事が多いです。
本来分からないことは人に聞けば早いことなのに、それに時間をかけたり放置したりしてしまうのはビジネスの上では致命傷ですよね。
昔は「人に聞かずに自分で試行錯誤する」という考え方は立派な事だったようですが、現代はその真逆です。
分からないことは人に聞いて、教わって、試行錯誤の時間をいかに減らせるかにビジネスの成長はかかってるのです。
「聞く」という良い習慣をぜひ経営者は持って欲しいなと思います。
勉強好きな経営者の3つ目の習慣は「話す習慣」です。
勉強好きの経営者はとにかくお話をすることが大好きです。
私の支援時間の大半は、私が話をするのではなく、経営者の方がお話をする時間に割かれます。
その時間に経営者がたくさんお話をする理由は、経営者は話すことによって散らかった考えを整理する必要があるからです。
私は話を聞きながら、経営者の頭の中の要らない情報や混乱した情報を整理整頓する事で、経営者の行動の優先付けのお手伝いをします。
誰かに「話す」ということで優先付けが上手くいくのです。
また、「話す」習慣がある経営者は周囲に協力者が生まれやすいです。
社員、幹部、そしてお客様など、たくさんの人と「話す」ことで周囲に協力者が生まれ、事業が加速し発展していくのです。
さらに経営者は話すことによって、発言してしまった以上後戻りできないよう自分を追い込みます。
「不言実行」はなかなか今の時代難しいようで、現代では「有言実行」という言葉の方が皆さんの感覚にフィットしているようですね。
今回は勉強好きの経営者ならではの3つの習慣についてお伝えいたしました。
「読む」「聞く」「話す」習慣をつけることで業績が好調の企業も多いです。
まずは、「話す」習慣の1つとして今の悩みや、事業を進めるうえで分からないことを無料個人経営相談にてお話してみてはいかがでしょうか。
美容室業界専門コンサルタントが皆様のお力になります!
田﨑 昌美
ライフイベント支援部ライフイベントグループ
イベント特化型のきもの専門店を多数手がけ、地域一番店を次々と排出する。業界で良く知られている集客手法の多くは田崎が生み出したもの。
また子供写真ブームの創成期に、呉服店に「和装特化型子供写真館」を仕掛ける。大手も真似をした和装特化型の子供写真館の一大ブームの火付け役となる。
振袖においては「ママ振り」と言う流行語を生み出す。 現在はインターネットを使ったDMに頼らない集客法を開発している。 現在、多くの美容室が振袖レンタルを始めているがこれの仕掛け人もこの人である。
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