コンサルタントコラム [#美容室経営]
皆さま、いつもありがとうございます。
船井総合研究所 美容室コンサルタントの有馬です。
いつもコラムをお読みいただきありがとうございます。
今回は、美容室の生産性向上に欠かせない「店販」に焦点を当て、
研究会コラムを3回にわたって詳しく解説していきます。
3月例会コラムの1回目の今回は、
「店販」の重要性と、成功しているサロンの事例をご紹介し、高生産性サロンを実現するためのヒントをお伝えします。
皆さまは下記の事例を見てどう思われますか?
↓↓
★1ヵ月のサロン売上内訳:技術売上600万円、商品売上600万
★トリートメント比率75%、商品購入比率50%
以上の事例、実は山口県の駅から徒歩15分以上の立地で、
周りから見ると他の美容室と大きく変わらない美容室。
今では新規のお客様よ予約が取れない人気のお店です。
そんな素晴らしい経営をされている美容室について本日は書かせていただきます!
Table of Contents
多くのサロンオーナー様から、「なかなか生産性を上げられない」「スタッフのモチベーションが上がらない」といった悩みを耳にします。
生産性を上げるためには、高単価のメニュー設定や効率的なオペレーション、スタッフの定着率向上など、様々な要素が考えられますが、中でも成果に繋がりにくいのが店販です。
店販は、技術売上以外の効率的な利益確保できるだけでなく、顧客との繋がりを作り、信頼関係を深める効果も期待できます。
しかし、多くのサロンでは、店販の重要性は認識されているものの、落とし込み方がわからず売上も伸び悩んでいるのが現状です。
実際、美容室における店販の割合は10%前後にとどまるサロンがほとんどです。
これは、お客様へのアプローチ不足や、スタッフの店販に対する苦手意識などが原因として考えられます。
お客様に断られることを恐れて、店販に消極的なサロンが多いことも課題と言えるでしょう。
では、どのようにすれば店販を強化し、サロンの生産性を向上させることができるのでしょうか?
今回は、店販で圧倒的な成功を収めているサロンをご紹介します。
山口県で5店舗のラグジュアリーサロンを展開する株式会社ジーママエンタープライズ様です。
同社では、ほとんどのお客様がトリートメントを利用し、なんと店販の購入客の割合が5割以上という驚異的な実績を誇っています!
一体なぜ、同社はこれほどまでに店販で成功しているのでしょうか?
その秘密は、下記3点であると同社で圧倒的実績をだしている取締役の高瀬氏が言います。
①店販商品への価値観理解
②オペレーションの見直し
③ロープレの実施
以上3点を行うことで多くの美容室が店販が得意になると。高瀬氏。
同社は、あるメーカーのオーガニック商品を日本で一番販売した実績を持つ、まさに店販のお手本サロンです。
皆様もご存じの通り、技術売上だけで月間100万円~150万円を達成することは可能です。
しかし、200万円~300万円、さらに年末に500万円を売り上げるような高生産性サロンは、必ずと言っていいほど店販の売上が大きいです。
高単価のメニューと店販を組み合わせることで、お客様単価が上がり、結果としてサロン全体の売上が向上します。
店販を強化することは、単に売上を上げるだけでなく、お客様満足度を高め、リピート率向上にも繋がります。
次回ののコラムでは店販が売れる秘密の解説を書きますのでお楽しみに!
「美容室経営研究会」
【開催概要】
日程:2025年3月17日(月)
時間:12:30~16:30
場所:船井総研八重洲オフィス
参加費:無料(1社様につき1度きりのご招待)
※ご参加は1社2名まで、無料招待は1回のみとなります。
※経営に根差した継続的な勉強会の為、経営層の方のご同席をお願いしております。
【当日のプログラム】
第1講座 コンサルタントによる2025年時流講座
第2講座 ゲスト講師(株式会社ジーマエンタープライズ様)による店販とCRMによる生産性向上
第3講座 コンサルタント解説
第4講座 情報交換会
皆様にお会いできることを楽しみにしております!