コンサルタントコラム [#美容室経営]
皆さまいつもありがとうございます。船井総合研究所 美容室コンサルタントの有馬です。
美容室経営において、採用は常に重要課題の一つです。特に新卒採用は、将来のサロンを担う人材を確保する上で欠かせません。しかし、多くの美容室が採用に苦戦しているのが現状です。
そこで今回は、3月に船井総合研究所が主催するセミナーにご登壇いただく、有限会社大栗美容室様の事例をご紹介します。同社のSNSでの空中戦と、学校訪問やガイダンスを活用した地上戦!基本に忠実な新卒採用のチームの仕組みに焦点を当てます。
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創業50年を超え、地元で長く愛されている有限会社大栗美容室は、人口7万人程度の犬山市に2店舗、隣接する各務原市に1店舗を展開しています。決して学生が集まるエリアではありませんが、毎年安定的に採用を行っています。数年前からSNSを活用し、オンラインではお店のコンセプトやデザインを発信し、オフラインでは美容学校への定期的な訪問やガイダンスでのPR、サロン見学ではスタッフを巻き込んだ学生への対応が好評を博し、人気の美容室となっています。
新卒採用がうまくいく背景には、会社の中に採用担当者と採用チームの仕事が明確に役割分担されており、それぞれが各役割と結果を理解していることがあります。
まず、採用責任者は、学校訪問での関係づくりを始め、年間のスケジュールを立て、準備やガイダンスでの出会いまでの実行を担当します。一方、採用チームはガイダンスの準備からガイダンス、サロン見学、学生対応など、学生と出会ってからの責任を果たすための動きを担当します。
このように、採用の役割を各自が果たすことで、機能的な採用組織を作ることができます。
毎年採用活動をしているとアシスタントの割合が増えるため、生産性が落ちていく美容室が多い中、大栗美容室では高い生産性を維持しています。
その背景には、30代、40代、50代の各キャリアのスタッフがバランスよく定着しており、顧客が多く、高単価、来店頻度の高い、ロイヤルカスタマーの多いスタッフのお客様が、平日のカラーや白髪染め、トリートメントの顧客をたくさん担当していることがあります。
土日に顧客が偏ることがなく、平日でも若手スタッフがキャリアのあるスタッフと一緒に技術に入り経験を積むことで、成長速度が速く、接客対応も間近でベテランスタッフの対応を見ることで好循環となっています。
また、スタッフの育成が速くなることで、店舗オペレーションの回転率につながり高生産性へと導いています。
“「美容師採用を仕組み化してサロンを伸ばしたい!」と、お考えのサロン様向けに、上記でご案内いたしました、株式会社L.A様と有限会社大栗美容室様をゲストに迎えたセミナーを開催することとなりました!
セミナーでは下記にについてお伝えいたします。
・採用のトレンドと最新事例!
・SNSで採用している美容室の事例公開!
・明日から使える新卒採用(リクルートチーム)の組織づくり!
・スタッフが定着し活躍する教育システムとツール!
など
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【最新事例大公開!美容師採用セミナー2025 春】
(東京会場)
2025年3月 4日(月)14:30~17:30(受付14:00~)
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2025年3月10日(火)14:30~17:30(受付14:00~)
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