【スタッフ教育前編】失敗しないサロン経営を目指す経営者必見!優秀なスタッフの育て方vo.1
いつも本メルマガをご愛読いただき誠にありがとうございます。
船井総研の植山でございます。
本日は弊社へのご相談でも特に多い「スタッフ教育」についてです。
1名以上の従業員を雇用されている方は
・スタッフとの関わり方
・スタッフの育て方
・スタッフのモチベーションの上げ方
など、尽きない悩みを持たれている方も多いのではないでしょうか。
本日は、特に店舗展開をしていく上でも、オーナーが現場を離れていくためにも
重要なカギを握る「店長」の育て方について3つのポイントを解説させて頂きます。
まず、店長の役割は大きく下記2点に分けられます。
①売上を上げること
②下のスタッフを育成すること
ではいわゆる「できる店長」を育てるために必要なコツとはなんでしょうか?
【店長育成のコツ1】店長は「売上」×「人望」の2軸で抜擢する
店長自身が数字を上げられるというのは必須条件ですが、
どれだけ店長が優秀であっても、売上を作れたとしても、
下のスタッフが「この人についていきたい!」と思われなければサロンは上手くいきません。
長期的に売上を上げていける「組織を作っていく」ためにも
・会社の理念や考え方にあっているか
・下の子から慕われているか
・細かい業務も自ら進んですることができるか(良いとこ取りだけをしていないか)
など、店長を選んでいく際には、売上と同時に「定性面」も考慮していきましょう。
【店長育成のコツ2】権限移譲で伸びる
店長として一気に成長するサロンの特徴として
「店長に責任や権限を与えているか」があります。
特にオーナーも現場に入られている場合、スタッフがどうしても店長ではなく
オーナーに頼ってしまうということが見受けられます。
もちろん全てを投げっぱなしは良くありませんが、
徐々に担当店舗内での店長の権限を高めていくことでスタッフからの信頼や
店長としての責任感を高めていくことも可能です。
まずは店舗の業務報告や数字報告などをしてもらうことから、
店長としての意識を高めていきましょう。
【店長育成のコツ3】伸び悩むスタッフは「深く関わる」
どんなに上記2つのポイントを実践していたとしても、
最初から上手く店長として活躍できるスタッフは一握りです。
そしてそのケースで多いのが「やる気がないから」できないのではなく、
「やり方が分からないからできない」ことがほとんどです。
そして「できない」が続いたその結果、モチベーションの低下につながってくるのです。
だからこそ、特に伸び悩んでいる店長やスタッフについては、早い段階で
オーナーもしくは店長以上の役職の人が時間を使い、深く関わり解決の糸口を一緒に考えてあげることが重要になります。
ただ、そもそも店長になれるような
「優秀なスタッフがいない…」
「店長としてまかせられそうな人がいないんですよね…」
そんな経営者・オーナーの方も多いのではないでしょうか。
ご縁があって偶然キャリアのあるスタッフが採用できることもありますが、それだけを待っていては計画的な成長は難しくなってきます。だからこそ会社として長期的に伸びていくためにも「店長は会社で育てていくものだ」という前提で動いていくことが重要になります。そしてその店長は「突発的に現れるものではなく」次期店長候補から伸ばしていくのです。
では一体「次期店長候補はどう見つけて、どう伸ばしていくのか?」
次回メルマガでは「次期店長候補の育て方」のポイント解説をさせて頂きます。
乞うご期待下さい!
本日もご覧頂きまして誠にありがとうございます。
★スタッフ教育に悩むエステサロン経営者必見!★
約3年ぶりに視察ツアーの開催決定!
「店舗平均年商7,200万円・12店舗8億円超サロンの視察ツアー」
東京・神奈川で12店舗を展開する株式会社セントラヴィ様のリアルな現場を丸ごと大公開!!
オンライン開催となりますので、ご自宅からお気軽にモデル店舗のリアルな現場をご覧頂けます。
▼開催日時
2022年4月5日(火)13:00~16:00 @オンライン開催
2022年4月13日(水)13:00~16:00 @オンライン開催
2022年4月21日(木)13:00~16:00 @オンライン開催
2022年4月27日(水)13:00~16:00 @オンライン開催
著者情報
植山 望月
治療院・エステ支援部 エステチーム
船井総合研究所の中で元もエステ業界に精通し、エステ業界のクライアントを最も多くもつエステ専門のコンサルタント。
数々の調査を元に培ってきた現場知識を活かし、年商1600万円から年商2.5億円の企業まで、個別コンサルティングを全国で行っている。業績向上だけでなく、経営者やオーナーの夢を実現するためのご支援は顧問先様から好評を得ている。
もっと見る