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2022年7月21日

コンサルタントコラム [#エステ売上 #エステ経営]

船井流経営法~業績を上げるただ2つの方法~

本コラムをご愛読いただきましてありがとうございます。
船井総合研究所の元谷有生です。

 

新型コロナウイルスによって、今までよりも売上の伸びで悩まれている経営者の方が多いと思われます。あと数年は新型コロナウイルスの影響を受ける可能性があります。
そこで、本日は「船井流経営法」についてご紹介させていただきます。
船井流経営法とは、創業者である船井幸雄が経営をみつめ、時代の変化や時流の変化に関わらず経営においての業績アップの根本的な考え方です。
そして、船井流経営法の中でも業績向上するで重要な「時流適応」と
「力相応一番化主義」についてもご紹介させていただきます。

 

1.船井流経営法

船井総合研究所では、創業者である船井幸雄や過去のコンサルタントが確立した
業績アップするための理論や考え方を「船井流経営法」と呼んでおります。

 

「船井流経営法」には、企業が売上を伸ばし成長するための方法として「経営の原理原則を守り、時流適応していかなければならない」とあります。実際に創業からの歴史が長く、継続的に収益を伸ばしている企業を見ますと、変化してゆく環境に適応しながら経営していることが分かります。

 

つまり、経営とは「環境に適応することである」と言えます。
「環境」とは、外部環境と内部環境の2つに分けることができます。
外部環境とは、制度や法律、コロナといった自分たちではどうにもできない環境のことを指し、内部環境とは、独自の技術やモノ、ヒトなどの経営資源のことを指します。船井総合研究所では、外部環境に適応することを「時流適応」と呼び、内部環境に適応することを「力相応一番化主義」と呼んでいます。

 

2.時流適応

制度や法律が改定された時や、新型コロナウイルスのような突発的な災害が発生した際、どれくらい売上に影響を与えるでしょうか。従来と同じように店舗を運営しても売上が低迷し、もしかすると倒産、閉店してしまう可能性もあります。
そのような事態を防ぎ、尚且つ、売上を伸ばす方法があります。


それが「時流適応」です。
ある時、いきなり売上が急激に伸びる企業があります。そのような企業に共通していることは、時流に適応しているという事です。
サロンの経営者様やオーナー様がすぐに時流に適応することは難しいです。
なぜかと申しますと、自分自身が現場に入って、従業員の指導を行っている可能性が高く、時流を察知する余裕がないからです。しかし、このコラムをお読みいただいた経営者の皆様は、時流の重要さを理解していただけたと思います。
時流適応できない企業や業種はありません。そのため、経営者の皆様には時流をいち早く察知していただきたいです。そして、自分の業界や店舗にどうやったら落とし込むことができるかを考えていただく必要があります。

 

3.力相応一番化主義

マーケティングの基本とは、1番になることができる商品や商圏を持つことを基本としております。
力相応一番化主義とは、「とりあえず何かしらの分野で1番になる」という考え方です。
理想は、サロンの売上が商圏内で1番であることですが、店舗の組織体制や規模、商圏内の競合などによって難しい場合があります。


そこで、力相応です。
現状の店舗が持っている力以上のことをすると、大抵の場合、失敗をする可能性が高いです。
そこで、現状持っている力で、他の店舗には負けない自分たちの店舗独自の強みを見つける必要があります。そして、その強みを従業員の誰に聞いても同じ回答が返ってくるレベルで刷り込みを行い、お客様に伝えることができるようにすることが大切です。
「こんな悩みがある時はあのサロン!」とお客様に言っていただけるようにするために、自分たちの店舗の強みをしっかり見つけて行きましょう。

 

4.まとめ

本日は「船井流経営法」と売上を確実に伸ばす2つの方法「力相応一番化」
「時流適応」についてお伝えさせていただきました。
自社のポジションや課題、強みを明確に把握した上で、自社がどの戦略を取っていくのかで企業の成長は大きく変わってきます。


まずは自社の立ち位置を正しく把握するための相談の場として、無料経営相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせくださいませ。またエステ業界全体の時流を知りたいという方については
無料ダウンロード冊子「エステ業界時流予測レポート2022」やセミナーも定期的に開催をしておりますので、今後更に自社を伸ばしていきたい・成長させていきたいと考えられている経営者様は是非ご確認下さいませ。

 

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